泣きたくないけど、泣いちゃった。
なんだろう、やっぱり裸足の女神は反則なんだ、私の中で。
B'zのニューアルバム『DINOSAUR』を聴きこむという名目で、
付属の 『ROCK IN JAPAN FES』のブルーレイ を観るのを先伸ばしにしてた。
一人で勝手に、期待を下回ったらどうしようとおびえまくり、
AMAZONレビューを読みまくってさらに先延ばしにしてた。
その時点で十分に評価が高かったそのブルーレイを
今日ようやっと観て思ったこと。
『こんなに素晴らしいものが観れるなら、もっと早く観ればよかった!!』
以下、簡単に実況中継。
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人、多!!
人しか見えんじゃん!
地面、地面はどこ?
ここフェス会場だよね?ということはみながみなB'zのファンってわけじゃないんですよね?なんで
渚園DVDみたいなことになってるんですか?(素朴な疑問)
迫力すごくないですか。
ハッ、シェーンがシンバルとめた。
アッ、バリーさん横顔見えた。
だから、『
裸足の女神』は反則なんだって。涙で画面が見えん。
コーラスきれい。お客様皆様何気にクオリティ高いね。フェスに来る人ってみんなそうなの?
稲葉さんが当たり前のように松本さんにドリル渡してる。何年経ってもそうしててください…!!(願)
『Still Alive』の前、ギター弾きながら、松本さんがほほ笑んでいる。
まずい、惚れます。何度でも恋に落ちます。
「何一つ終わりじゃない」そうですね。そのとおりです。
『ぎりぎりchop』、お客様、用意いいね~!!
なぜ、みなさま、ぎりちょがタオルを振り回す曲だということがわかっているの?
すごい、すごい。
きれいですね。
あ、増田さんと稲葉さんが移った。
バリーさんと大賀さんと松本さんが集まってきてギターとベースかき鳴らすところ、可愛い。
なんか新鮮。今までこういうステージングありましたっけ?
稲葉氏、最後のシャウト。
圧巻。
何度でも恋に落ちる。
=================================================ここまで
今回、観たことのないほど大量のお客様を目の前にするB'z、という絵面だけで
かなりな興奮度具合なんですけど、それ以上にカメラワークがいい。
斜め下からのアングルがきれいにきまっているのと
B'zのお二人はもとより、サポートメンバーの格好いい瞬間を、見逃さずに押さえてくれてる感じがするのが良い。
B'zのお二人も、B'zが大きくなりすぎて、もう二人だけのことじゃないって
前に何かで読んだけど、それが映像で伝わってきました。
チームB'zで30年間生き抜いてきたんですね。
そして、これからも生き抜いていくんですよね。
雑誌『
音楽と人』インタビューで、
ダイナソーって、「時代を制覇した存在」という意味合いとともに、「時代に取り残された象徴」という意味合いもあるとありました。
普通嫌じゃないのかな。時代に取り残されたって、言われるのって。
インタビュアーに物投げつけるアーティストだっていると思う。
なのにそれに対する松本さんの反応といえば、
「僕らにぴったりだなって(笑)。」
もう、私完敗です。
17歳でB'zに恋に落ちた私をほめてあげよう。
見る目ありすぎでしょ。(笑)
本当に冷静というか余裕というか。
B'zのお二人は、自分が世間からどう見えているのかブレなく見えていて、
それでいてあえて、自分たちを
ダイナソーって呼ぶんですね。
しかも「
ダイナソーが偉大なのか廃れたのか知らんけど、誰も見たことないんじゃん!」っていう
稲葉さんの歌詞のお茶目加減が好き。
どうしよう、ワタクシゴトながら、B'zのお二人をどこまで好きになれば気が済むのか。
今の日本のミュージックシーンを松本さんがどう思っているのか、
割と直球で知ることができます。
バックミラーはいらない
振り向くつもりもない
ヘッドライトが照らす
謎めく美しい闇
(B'z『 CHAMP 』)
あなたたちが行く先が闇であろうと、地獄であろうと、私はついていきます。