※若干、ネタばれ含みます。未読の方、ご注意ください。
かなしい....やりきれない......
でも感動します。
読後1時間もたってない感想なので許して。
ネタばれ注意した意味(プッ)と思われただろうけど許して。
須賀しのぶ先生の本は『惑星童話』からずっと読んでます。当時は、私の中のコバルト文庫全盛期で、氷室冴子先生(亡くなられてしまいました......)と並行して読んでいて、正直氷室先生の方が好みでした。
しかし、『来たれ、壊滅の夜よ』を読んで、この人コバルト作家って枠に収まるのもったいないなって思ったことはよく覚えています。以来、須賀先生の本は出たら必ず買ってました。だってハズレがないんだもん。(過去形なのは、最近の一部野球関係は、買ってないからです。すまぬ....野球は全くもって興味がない。かの有名なあさのあつこ先生の『バッテリー』でさえ、1巻でギブ。面白いんだよ、面白いんだけどねぇ....)
『また、桜の国で』を読みながら(涙で途中読めなくなりながら)、私が思い出したのはこの『来たれ、壊滅の夜よ』でした。舞台設定が全然ちがうけど、レジスタンスの最期のなんともやりきれない感がデジャヴ。また無性に読みたくなっています。文庫で持ってるのに。ストーリーも覚えてしまっているのに。Kindle版買う必要全然ないのに、ポチッとやりたくてたまらないです。
結構前に、偶然にも同じようにナチ時代のレジスタンスをあつかった『HHhH』も買って読みましたが、やっぱり翻訳ってどことなく、没入するところまで行けないんですよね。原語で読めればまた違うんでしょうけども。