輝く時間

あの日を胸に今日も生きている

小説『ヘルドッグス』読了

まさにヘルでした。

 

なんか、うん…。

グロいし、悲惨だし、『孤狼の血』の比じゃないくらい血飛沫浴びる小説だったんだけど。

すごく血湧き肉躍ったよ。

面白いのは間違いない。

後半から、展開知りたすぎてついつい読み急いでしまった。いろいろと、見落とし多い気がするので、映画公開までにまた読み直そうと思います。

ここから、ちょっとだけ、ネタバレがあったりなかったりするよ。未読のひとは気をつけてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

室岡さんが愛しいなぁ。。

すごい非道なひとなんだけど、感情なかったはずなのに。そうみせて、実はアニキ大好きだったんだなぁ…(遠い目)。可愛いなぁ…。幸せになってほしかったので、最後の、電子版オンリー短編は助かりました。

 

私のお気に入りは土岐さん。

カシラに楯突ける男いい!いー男!

なのにィ…。…だいたい、私のお気に入りの人物は数あるストーリーの山場の、中ほどあたりの山間でなぜか死んでしまうと相場が決まっている…(T_T)。

 

アクションシーンの描き方が秀逸。

岡田さんが兼高さんやるの、容易に想像がついた。

ついでに、十朱さんが容姿端麗設定ということから、勝手にパツキンの三宅健をあてて読んでましたが。

当て読みやめときゃよかった…。おかげで最後、相当しんどかった…。

でも起用してほしい…。悪役三宅健、ゼッタイ似合う…。

 

私の大大大好きな映画に『インファナル・アフェア』があるのですが、アマゾンレビューで言及見て、やっと、潜入捜査官を扱ってるの一緒だねと思い出しました。だって『インファナル・アフェア』のような耽美感、この小説にはゼロなんだもん。同じ潜入捜査官でも、全く印象が違う。

 

暴力・血・義兄弟・盃・血・筋肉・内臓・内臓・内臓…。

いかにいうてもテストステロンと内臓が過多。

しばらく、焼肉いいわ。

 

…映画館に観に行くの、これまた勇気要るな。

行くけど。

8割、目を覆ってるかも。