剛くん、すごかった。
以下、ネタバレしないように気をつけたけれど、まっさらな気持ちで観たい方は回れ右でお願いします。
剛くん、すごかったけど、頼むから、もっと明るい作品に出てほしい…。
観劇によるショックのあまり、渋谷に居ても立っても居られず、恵比寿に来た。
ちなみに『ここ、恵比寿!』っていいながらテーマオブ踊ってくれた准ちゃんにちなんでます。(何年前よ…)
前半はまだ笑うヨユーあった。
ラブもあるし。
だけど、後半(休憩後)だんだんただ事でない雰囲気になってく…。
いやあ…しんどい…
でもすごかった。
すごかったよ、剛くん。
剛くんだけでなく、みなすごかった。
特にびっくりしたの、伊藤蘭さん!
あんな演技上手いの…!!
びっくりしたよ。
蘭ちゃん、アイドルイメージしかないからさ(何年前よ…。)
大東さん、ハマリ役だったね!配役じょうず!
堤真一さんと森田剛さんの掛合い、もうハラハラした。最初っから、情愛あふれる親子そのもので、ほんとの親子にしか見えなかった。
なのに、なのにさ…。
帰るとき、周囲数人泣いてるひといたね。
そりゃ泣くわ!
私はとある効果音にびっくりしすぎて、なんかもうそれどころじゃなかった…。茫然自失だった。立ちたくなかったけど、2階席から規制退場始まって…立つしかなかったわ…。
なんというか、なんだかんだ男の人ってか弱いなあと思った。舞台の本テーマとは違うのかもだけど。
スゲー嫌味なオンナがでてきて、ヒロインにやなこというから、いてまうぞコラって思ったけど、でも、嫌味言っても叫んでも気がふれたようになっても、女性はなんだかんだ前に進む。ぢべたを這いずっても。でも、男性は変なとこで我慢の限界が来て、折れちゃう。
ポキッと。
この舞台でいうなら各キャラクターの苦悩の遠因はすべて戦争。なんだけど、脚本として、そういう世間一般や社会現象のせいにして終わらせない!という強い意思を感じる。
一般に正義とされる『我が子のために』。
それが許されるのは、どこまで…?
そもそもそれはほんとに『我が子のため』ですか?
…スゴい考えてる。
現在進行系で、ずっと考えてる。
しんどい……。
取り敢えず、恵比寿ガーデンプレイスに行ってくる!