輝く時間

あの日を胸に今日も生きている

脈絡なく、堂本剛に落ちた話をする

何度でも言いますが、2020年末のカウコンに、Jフレが出してもらえないというひどい扱いがありまして。
そのことに憤慨しつつ、V6ファンの私は、JフレつながりでKinKi Kidsのブルーレイを集めていたんですよ。

 

2020年アマプラで配信されていた(今は配信終了)キンキのコンサートの中に
『We are KinKi Kids Dome Concert 2016-2017 TSUYOSHI & YOU & KOICHI』(題名長いな)っていう作品があります。
白い騎士仕様光一くんと白い女優仕様剛くんが向かい合って歌う『スワンソング』に魅了されて、ブルーレイを買いました。
(このホワイティスワンソング、観るたびにいまだにどきどきする。観ちゃいけないものを観た感がある。『薔薇と太陽』仕様のド派手赤衣装が下に見えるのに、「この白い世界に二人だけ」感が強すぎる。)

 

2021年7月末某日。
ブルレイのDisc2を、特に何も考えずに入れて観始めたら、ウェービーヘアの間から瞳を輝かせながら色気だだもらしながらノースリで歌い上げるかっこいい人あらわる。

 

え、誰?
もしかして、どつよ?

 

もしかせんでも、堂本剛でした。
初対面かってくらいの衝撃。
いままで、私は何をみていた。
アマプラ配信含めると少なくとも5回以上は観ているはずなのに、なぜ、今まで気づかなかったんだ。
というか、なぜ今ごろになって気づくんだ。

 

もちろん、KinKi Kidsのお二人のお顔が「美」だということは、何十年も前から世界の常識ではある。
そして私はどちらかというと光一派だったし、そもそも、そんな目をはなせないというか、恋に落ちるというか、そういう感覚はキンキのお二人のどちらにも抱いたことなかった。
お人形さんみたいなんだもんな、二人とも。キレイすぎて時に現実味がない。

だけど、あらためてみると、2016年のどつよは、きれいなだけじゃない。
なんというのか。
憂いMAX、男盛りMAX。
画面越しに、テストステロンが常時発射されている。
2011セクバニコン坂本昌行クラスのテストステロン。

 

なぜ、今まで気づかなかったんだ!

 

ここだけの話、このブルレイ買ったばかりのとき、堂本それぞれのソロは(長いな)と思いながら、半ば意識飛ばして観ていた。物理的に早送りしたこともある。
KinKiは二人だからいいのであって、ソロは興味ない。
そういうスタンスだったから。

 

人って変わるもんだね。
美形とはいえ、眉毛が増えたり減ったりしているだけのヘンなインスタを投稿するような男に、まさかときめきを覚える日が来ようとは。

 

なんかすごい複雑。
とてつもないトレジャーを発掘した高揚感と、
みんなが欲しがるキレイなものに、私もとうとう魅了されてしまったという妙な敗北感。