輝く時間

あの日を胸に今日も生きている

RIDE ON TIME ~Full Circle~

 
RIDE ON TIME最終回、思ったよりも穏やかに視聴できました。
自分、えらいなあ。よしよし。
でも、同時に思うのは、本当の勝負はこれから、ということ。

V6の6人にとってはもちろん、V6のファンである私自身にとっても、本当にしんどいのはここから。
11/2以降はそれぞれの道に行く彼らを見届けないといけない。
11/1まではもちろん楽しみながらも、その間にも、必ず来るそのときに向けてちゃんと準備しようと思う。

2019年から今回の状況を考え始めたということから、紆余曲折あったにしても、
トニフィフコンの最初にはすでに解散は決まっていたんだろう。
配信ライブのリハの最初の最初から最後まで、ずっとその秘密を大事に抱えながらやってきてくれたんだろう。
2020年は当初は全国ツアーが決まっていたと聞いた。
おそらく、もともとはV6にとっては26年目は存在しなかった。
コロナがあって予定が大幅に狂い、結果として「#V626」ができたくらいのことだったんじゃないか。

勝手な推測を抜きにしても、
6人全員が文字通り命を懸ける思いで過ごした25年目だったことは
今、トニフィフコンを観ればわかる。
6人の思いを無下にしちゃいけない。

『WALKと羽根を大事に歌えればいい』
岡田さんの言葉が、本当にうれしかった。
配信時も伝わってたし、今も伝わってくるよ。
痛いくらいに。
「TL」が「今のV6の挑戦の象徴」だとしたら
「羽根」と「WALK」は「今までのV6の絆の象徴」。
羽根はアルバム曲、WALKはシングルB面。決してメジャーではないからこその、V6ファンの思い入れの強い曲。
うれしかったな。

「TL」の水音伴うドキュメント、素敵だった。
ずっと見たいなって思っていたものを見せてもらって、うれしかった。
ぜったい楽ではないダンス収録なのに、
長野「スタントマンの集まり(笑)」
岡田「宗教画でしょ(どや)」
明るく楽しく収録しているV6、本当に大好き。
腕うねうねするやつの上半身の動き好き。
圧倒的に坂本さんのダンスが好き。
スタッフ「水の爆発行きまーす」って何かと思ったら、あの6人の後ろからバッサァーって降ってくる水のかたまりのことだった。
あと、剛くん、一ついいですか、
「SP」と「SPARK」は素人目には両方大変そうなんですけど。
「SP」にくらべたら「SPARKくらい」なんでもないって受け取れる発言なんなんですか。好き。


6人のつながりにこだわってくれる井ノ原さん、ありがとう。
その流れで「やってる内容は完璧だから」って振付師の人に言われるV6。さすがです。
開演30分前に、「剛くん、どう思う?」ってきいてくれる岡田さん。
岡田「あと1時間あるんだから大丈夫だよ」
井ノ原「(スタッフは)ほかにもやることいっぱいあるんだよ!」
ここすごい好き。
15分前に俺んちくるべ歌う井ノ原さんも三宅さん。
仲良しこよしで何よりだけど、たぶん若い子知らないとおもうよ、それ...。
開演直前、ゴンドラにのっている状態でも、スタッフに水もらったり、話したりしている6人、自然体。
坂本さんと三宅さんの何気ないやりとりも、しっかりカメラに収めてくれて、共有してくれてありがとう。


今まさに開演というときに、暗転で手をつなぐ6人。
暗くてよく見えないし、一瞬だったけど、
この6人しかわからないことがいっぱいあったんだろうということが
この一瞬でよくわかった。
11/1までもそれからも、ファンにはキラキラ笑顔を見せる一方で、
6人にしかわからないことは永遠に黙ったまま墓場まで持って行くんだろうな。
なぜなら6人はアイドルだから。
三宅さんが一番見た目でわかりやすいので、どうしてもフィーチャーされるけど、彼だけじゃない。
今の6人、全員プロのアイドル。悲しいほどアイドル。


RIDE ON TIMEの編集の仕方も、♯1から全編変わることなく、実直・誠実な感じで、すごくありがたかった。
今回の、「とくべつな時間が始まった」から風間くんのナレーションが消えて、まんまトニフィフコンのダイジェストになる構成ってどなたが考えてくださったんだろう。
ここからドキュメントを観ている感覚が一瞬飛んで、ドキュメントみているのかライブ円盤を見ているのかわからない不思議な感覚になった。
1週間前の報告から、愛の苦しさゆえにV6の円盤を観れないひとたちがTLにあふれてて、私もそのひとりだったんだけど
ダイジェストでも観てしまって(観てしまってって表現はヘンだけど)、やっぱり本編をまた観たいなぁって自然に思わせてくれたよ、ありがとう。
最後、風間くんのイイ声で、V6のメンバーおひとりおひとりのお名前をかみしめるように言われて、
やっぱりこの6人でなきゃV6じゃないなって、今までも何回も思ったことをまた思った。

いいひとたちを好きになりましたね、っていう岡田さんの20周年の言葉も何度も何度も思い返している。
いいひとたち、の周りには、やっぱりいいひとたちが集まってくるんだなぁ。
V6とV6のスタッフの人たちには、作品を生み出してくださるたびに、毎回心から御礼を申し上げているけど、
今回初めてかかわってくださったライドンタイムチームの皆様にも、心より御礼申し上げます。
ブルーレイ円盤にして未来永劫最高レートで残したい。
素敵な番組をありがとうございました。

P.S.
V6のスタッフさんたちのメンタルが、いまさらながら心配です。
最後の寄せ書きに、「50thもお祝いできます様に」って書かれてた....。(涙)